プレ・エデュケーション

学びの前のアタマとココロとカラダの準備

学びの気持ちに火をつける
私たちが提案するプレ・エデュケーション(プレ・ラーニング)とは、学びの前に、学びのモチベーションを高めるためのプロセスです。学びの気持ちに火をつける、あらゆるコンテンツやサービスを対象とし、そのコンテンツやサービスを創りあげるスキルやセンスにも注目しています。

いまの学校教育、受験教育、企業研修は、教師が教科書の知識を生徒にコピー&ペーストする手法がほとんどです。確かに体系化された知識や、思考のフレームやノウハウを提供することはとても重要です。しかし、残念ながら「何を」「どうやって」学ぶかばかりが注目され、「なぜ学ぶのか」を考えるプロセスは省略されがちです。

「学ぶ」「教える」という関係性において、学びたい気持ちが学ぶ側にちゃんと育っているか。このことは決定的な要素であるにも関わらず、「教育の場」においては非効率という理由で省略されてしまうのです。

人は好奇心に火がつけば、自ずと学び始めます。学ぶことは、自分をアップデート(バージョンアップ)することです。昨日より今日の自分が成長していると実感することは、生きる喜びと直結します。

学びたい気持ちを持った人は、インターネットを駆使して目的の情報にたどり着き、会いたい人に会い、読みたい本を手に入れることができます。人生で出会う、あらゆる人、あらゆるコンテンツが教師になります。

学びから行動へ
学びの気持ちに火をつけるために、私たちは知識(あたま)だけでなく、感性(こころ)、感覚(からだ)も視野にいれたバランスのとれたアプローチが必須と考えています。

特に環境や社会をテーマとする場合、学ぶことは通過点にすぎません。行動が伴って、はじめて世界に変化を起こすことができます。
頭に入る情報は知識にしかなりませんが、心に芽生えた感動や、身体でつかんだ感覚は、その知識を知恵に変え、行動の原動力になります。「知識を得てわかった気になる」ことよりも「感じる」ことを大切にしたいと思っています。